“ピンポーン”
執事 「どちら様でしょう?」
「あの・・・、氷帝学園男子テニス部マネージャーのですけど・・・。」
執事 「景吾お坊ちゃまですか?」
「あぁ、はい・・・。」
執事 「少々お待ちくださいませ。」
執事 「景吾お坊ちゃま、様という方が来られておるのですが・・・。」
跡部 「あげろ。」
執事 「はい、ただ今・・・。」
〜部屋にて〜
「珍しいなぁ。景吾が熱出すなんて・・・。」
跡部 「あぁ?熱なんて出てねぇよ。」
「でも、顔赤いで。」
跡部 「知るかよ。(咳)」
「咳出てるやん。風邪やろ?」
跡部 「ちっ・・・。」
「・・・・・・・・・。」
跡部 「何、じろじろ見てやがる。」
「景吾、涙出てる。」
跡部 「出てるわけねぇだろ。」
「鏡、貸そか?」
跡部 「・・・、いい。」
「クスクス・・・。・・・なぁ、景吾。そんな目で他の女、見たらアカンで?」
跡部 「・・・見るかよ、バーカ。」
「おやすみ、景吾。」
跡部 「あぁ。」
「・・・・・・・・・。」
跡部 「・・・、おやすみ、。」
跡部 「・・・。」
“パチン”
執事 「失礼します・・・。お目覚めですか?」
跡部 「アイツは・・・?」
執事 「様でしたら、先ほど帰られました。」
跡部 「そうか。」
執事 「それと、様から『メールを見て』と伝言が・・・。」
跡部 「あぁ、わかった。」
執事 「それでは・・・。」
跡部 「メールか・・・。」
件名 早く元気になってね(キモッ)
本文 明日、絶対、学校に来いよ!
件名 Re:
本文 行くに決まってるだろ、バーカ。
〜次の日〜
跡部 「・・・。」
「あっ。おはよう、景吾。」
跡部 「あぁ。」
忍足 「なんや、跡部。俺らがいるかて、遠慮せんでえぇねんで?」
跡部 「あぁ?何のことだよ。」
忍足 「とぼけたってアカンで。・・・、しゃーないなぁ。ちゃん、聞かせたり。」
「うん。」
“おやすみ、。”
跡部 「・・・お前、あのとき、起きていやがったのか・・・。」
「うちは、あのとき、『寝た』とは言うてないで?たしかに『起きてる』とも言うてないけど。」
忍足 「なんや、自分ら一緒に寝とったんかい。」
跡部 「そんなわけねぇだろ、忍足。」
“♪♪♪”
忍足 「俺のケータイや。・・・・・・プッ(←笑いをこらえられない)。跡部・・・。」
跡部 「・・・?」
向日 「どうしたんだよ、侑士。・・・(爆笑)。なんだよ、この写メール・・・!が撮ったのか?・・・スゲェよ!」
跡部 「(見る)・・・。」
「うち、写真家なれるかな〜?この寝顔めっちゃカワイク撮れてない?」
跡部 「・・・2度と家に、あげねぇ。」
「許して〜、景吾!」
跡部 「謝るんだったら最初からするな、バーカ。」
うわ〜・・・。何だ、コレ(笑)。まぁ、言い訳は一旦、置いておいて・・・。
これが初の他キャラ夢ですね。それまでは、菊丸夢しか書いたことがなかったので。
で、まぁ、当時は跡部様が人気になりつつあって、何度か跡部夢を読んだことがあったので、チャレンジしてみようと思いまして、見事に砕け散りましたね☆
いや、とりあえず、跡部さんに「バーカ」って言わせたかったのと、跡部さんを風邪で弱らせたかったのと、意外と彼女に甘い跡部さんを書きたかったのと・・・。
もう何か、本当すみません・・・orz